「悪い子」も受けとめて

〜コップの法則〜


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じぶんに目覚める 4つのメンタルセラピートップ

千葉県こども病院チャイルド・ライフ・スペシャリスト 藤井あけみ

中日新聞 朝刊 「幸福のレシピ〜チャイルド・ライフの世界より〜」より

                                                                                         

・・・略・・・



 コップは子どもの心です。

子どもの心には「気持ち」という名の水がいっぱい入っています。

もし大人が
何か伝えたいことを入れたいと思ったら、最初にするべきことは、

コップを空にすることです。




・・・略・・・



 ではどうやったらコップを空にできるでしょう。

それは、子どもの
「気持ち」を聞くことです。

一切の批判やコメントなしに。

子どもは
自分と同じ気持ちになって聞いてくれる人、つまり新たなコップ得て初めて
水をほかのコップに移して、
自分のコップを空にすることができるのです。



 このとき大事なことは「いやだ」「きらい」など否定的な気持ちも丸ごと聞くことです。

たとえば「お兄ちゃん大きらい」と子どもが訴えた時、
「大きらいなんて思っちゃだめよ」と言わないで、
「大きらいって思うのね」とまずは
気持ちをそっくりそのまま受けとめます。



・・・略・・・



しかし、ここで十分「気持ち」が受けとめられたなら、つまりコップを空にできたなら、
子どもは
新しい考えを受け入れることができます。



・・・略・・・



 子どもの気持ちは人格そのものです。

否定的な感情も大切な人格の一部です。

子どもは「悪い子の自分」を受けとめてもらった時初めて、
本当に愛されていることを知ります。

安心してコップを空にできるのです。




・・・略・・・



 子ども気持ちを聞いて、コップが空にできるように手伝うこと。

幸福のレシピの基本は、実はこんなところにあったのです。


             ヒプノEFTセラピスト(レベル3、引き寄せの法則受講済)
                       
パステルシャインアートセラピスト
      
センセーション トリコロール ラブカラーズ セラピスト&ティーチャー
             
クォンタムタッチ(R)認定インストラクター(レベル2受講済)
                                土田 晶子


                      
 
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