うつ状態≠うつ病

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じぶんに目覚める 4つのメンタルセラピートップ


大見山クリニック(心療内科) 大見山浩一

健康と良い友だち 「こころの診察室」より

こころのカゼ(誰でもかかる可能性が高い)と呼ばれるうつ病

患者数は年々増加し、最近は30〜40歳の働き盛りの受診も多い

【うつ状態】 日常生活の中で起こるさまざまな出来事がきっかけで
      落ち込んだり
憂うつな気分になる

例)家族との死別、離婚、リストラ、職場の人間関係などの生活環境の変化

原因が解消されたり、憂うつな気分を吹き飛ばすようなうれしい出来事が起こると
自然と抜け出せる

うつ状態になりやすいタイプ=ものごとを悲観的に考える性格傾向が強い

     何かあると悪い方へ悪い方へと思考をめぐらせる

【うつ病】 うつ状態が一時期改善しても、またうつ状態になることが多い

症状=気分が沈んで弱気になる、人に会うのも何をするのもおっくう、意欲がわかない
   何をしても楽しくない、自分はだめな人間だと必要以上に自分を責める
   何かしなければと焦る気持ちが強くなる、食欲がなくなる
   食べても美味しいと感じられない、疲れやすい、全身の倦怠感が強くなる
   なかなか眠れない、寝ても途中で目が覚める

身体症状=頭痛、胃の痛み、肩こり、胸苦しさ、便秘、下痢

本人の自覚が無い=初歩的なミスが増える、仕事が滞る、遅刻や欠勤、口数が減る
         ぼんやりする


DSM−IV−TR=米国精神医学会が作成した診断方法のマニュアル

「DSM−IV−TR」による大うつ病性障害の診断基準(引用抜粋)

下記の9項目のうち5つ以上が、2週間以上にわたってほぼ毎日続く場合に診断

(ただし、選択した5つの中に@かAが含まれている場合)

@ほとんど1日中、抑うつ気分(憂うつで不安な気分)が続いている

Aほとんど1日中、何事にも興味がわかず、喜びを感じられない

B食欲が低下して体重が減ったり、または食欲が増して体重が増えたりする

(1ヶ月で体重が5%以上変化している)

Cよく眠れない、夜中に何度も目が覚めるなどの不眠や睡眠過多が続いている

D落ち着きがなく、意味のない行動をくり返したり、動作がにぶくなったり
 会話がうまくできないといった状態が続いている


E疲れを感じたり、気力がわかない状態が続いている

F自分に価値を見出せず、妄想的なほど自分を責めてしまう

G思考力や集中力、決断力が低下した状態が続いている

H死についてくり返し考えたり、特別な計画はないけれど自殺したいと思ったり
 どのようにして死ぬか自殺の計画を立てたりする



一般的にいわれている「うつ病」は、専門的には「大うつ病性障害」と呼ばれている


うつ病の治療例)

@    悲観的になる考え方を治すためのカウンセリング

A    周囲のストレスを軽減するための生活環境の調整(休職や配置換えなど)

B    SSRIと呼ばれる薬物
  (うつ病の人に不足している脳内の神経伝達物質セロトニンを増やす)を用いた治療


個々の状態に応じた
多角的、複合的なアプローチが行われている






気持ちがいい=OK 痛い=NO
これは体からのメッセージ・贈り物です

そして、うれしい・楽しい=OK 悲しい・辛い=NO
これは心からのメッセージ・贈り物です

ですから、気持ちがいい時はうれしく・楽しい 痛い時は悲しく・辛いと感じます
せっかく、メッセージを送ってくれているのですから、しっかり受け取りましょう
そうすれば、自然と心と体のバランスが取れた方向に向かっていきます

心も体も柔らかいほうがメッセージを受け取りやすく、エネルギーが循環しやすいです
硬いと気づかないうちに抵抗を感じますので、無意識に身構え、エネルギーも滞ります

つい安定を望んでしまいがちですが、安定は変化を恐れることにも繋がります
人間(生き物)は変化しながら成長してます
いつも、変化を楽しむ
余裕を持ちたいですね

誰でも自分の中答えを持っています  いっしょにあなたの答え見つけましょう


             ヒプノEFTセラピスト(レベル3、引き寄せの法則受講済)
                       
パステルシャインアートセラピスト
      
センセーション トリコロール ラブカラーズ セラピスト&ティーチャー
             
クォンタムタッチ(R)認定インストラクター(レベル2受講済)
                                土田 晶子


                           
 
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